骨粗鬆症について

骨粗鬆症とは?
骨の量(骨量、骨密度)と骨の質(骨質)が低下して、骨が弱く
なる病気を骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といいます。
骨粗鬆症により骨がもろくなると、つまづいてぶつけた、
くしゃみをした、などのちょっとした衝撃で骨折してしまう
ことがあります。

骨粗鬆症になる人の割合は高齢になるほど高く、また女性は閉経を
迎えると骨量が低下し、骨粗鬆症になりやすくなります。
骨粗鬆症の原因
1.骨の新陳代謝のバランス
皮膚などと同じく、骨も古くなったものは新しく作り変えられています。
この骨の新陳代謝のバランスが崩れると、骨粗鬆症になりやすく
なります。

2.骨中のカルシウムの低下
体に必要な血液中のカルシウムが不足すると、骨に蓄えられたカルシウム
が溶け出し、不足分を補います。それにより骨の量が減ってしまい、
骨粗鬆症につながります。

その他、コラーゲンの劣化や、ビタミンDの産生低下も骨粗鬆症の原因に
なります。
骨粗鬆症の検査
・X線写真撮影
・骨密度測定
・血液検査
・尿検査
・X線CT撮影
を行い、自覚症状と合わせて総合的に判断します。
関節リウマチの治療
食事療法、運動療法、薬物療法が有ります。

◆食事療法
栄養バランスの良い食事が基本です。特に、カルシウム、
ビタミンD、ビタミンKを多く含む食材を積極的にとりましょう。

・カルシウムを多く含む食品 (牛乳・乳製品、小魚、緑黄色野菜、
 大豆・大豆製品)
・ビタミンDを多く含む食品 (魚類、きのこ類)
・ビタミンKを多く含む食品 (納豆、緑色野菜)

◆運動療法
運動を継続することで、骨密度を増加させたり筋力を増加させ、
転倒や骨折のリスクを低下させます。

◆薬物療法
骨粗鬆症の薬は、骨が溶けだすのを抑える薬と、骨を造りやすく
うながす薬があります。

ご自身の症状によって、決められた量を決まった用法で飲むことが
大切で、調子が良いからと言って自己判断で薬を止めてしまうと、
骨が再びもろくなり、骨折のリスクが増加します。
おわりに
骨折は、日常生活に支障が出たり、QOL(クオリティ・オブ・
ライフ=人生の質)を低下させます。
骨粗しょう症による骨折から、介護が必要になったり、寝たきりに
なる方も少なくありません。
骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状がないことが多いです。食事や
運動など、健康的な生活を心がけるとともに、定期的に骨密度検査
を受けるなどして、骨粗鬆症を予防・早期発見しすることが、
骨の健康を保つことにつながります。

骨密度検査などを希望される場合は、整形外科スタッフまでお声
掛け下さい。